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立地件数は前年同期比20%減の12件  2015年上期工場立地動向調査    雇用予定者数が増加


 福岡県(小川洋知事)は11月6日、2015年上期の工場立地動向調査を発表した。立地件数は前年同期比20%減の12件、立地面積は同67%減の6万2000平方m、雇用予定者数は同6・1%増の438人、設備投資予定額は同41・6%減の52億円だった。
 業種別で見ると、立地件数は食料品製造業が5件、印刷関連業と金属製品製造業がそれぞれ2件ずつ、木材・木製品製造業、非鉄金属製造業、電子部品・デバイス・電子回路製造業、電気業がそれぞれ1件だった。また、立地面積は食料品製造業が3万5000平方mでトップ、次いで金属製品製造業が9000平方m、印刷関連業が8000平方mと続いている。今回の調査結果について福岡県商工部企業立地課の担当者は、「今期から電気業の太陽光発電施設を調査項目から除いたことが、立地件数や面積の大幅な減少につながった。また、雇用予定者数の増加は食料品製造業で大きな雇用案件が入ったことが要因のひとつだった」と話した。