NEWS

空室対策用ビデオ通話システムの実証実験  スルー


短時間利用を促進

ウェブシステム開発のスルー㈱(福岡市博多区博多駅東1丁目、西出寿也社長)は4月24日、ビデオ通話サービスの実証実験を開始した。
サービス名は「リモルバ」で、「リモートする場」の造語。コロナウイルスの影響で利用客が減少しているカラオケ店、ホテル、民泊施設の経営者への空室対策として開発したもの。施設内の部屋にモニターやネット回線を導入し、リモート飲み会などによる短時間利用を想定した実験を重ね、配線の不具合やセキュリティもチェックする。投資額は1千万円。5月中旬のプレリリースを目指す。
西出社長は「リモート飲み会が流行する中で、部屋が画面上に映ったり、退出するタイミングを失い、時間が拘束されたりする問題の解消にもつながれば良い」と話している。
同社は2015年8月設立。資本金100万円。従業員は5人。西出社長は福岡市早良区出身。1981年3月25日生まれの39歳。九州大学大学院システム生命科学府修了。趣味は語学の勉強。

2020年4月28発行