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空室をリモートオフィスとして提供  SHI


デイユースも対応

宿泊施設やマンスリーマンション運営の㈱SHI(福岡市博多区博多駅南1丁目、齋藤仁社長)は、4月1日からリモートオフィスとして使用できる部屋を提供開始した。
リモートワークの需要拡大に伴って実施。同社では一般マンションをホテルに転用するブランド「レジデンスホテル」やマンスリーマンションの「Rマンスリー」を運営しているが、利用が減った部屋を活用する。
提供するのは県内46棟約900室、札幌3棟約200室。駐車場は近隣のコインパーキングの使用を推奨する。月額料金はレジデンスオフィスが1部屋7万円から。コンシェルジュ付きデイユース利用は4時間パックが4千円、8時間パックが8千円、延長が1時間千円。午前9時から午後8時まで利用可能。室内は無料Wi–Fiなどを完備し、オプションでプリンターなどのオフィス機器・家具も設置できる。齋藤社長は「在宅ワーク疲れの受け入れ先として、多くの方に使用して頂きたい」と話している。
同社は2016年設立。資本金は990万円。従業員数は90人。売上高は20億円(2020年3月期)。

2020年4月28日発行