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穴吹興産が谷に共同住宅 福岡市内開発申請状況
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件数は4件で横ばい
ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1千㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(20年月5月分)をまとめ、法人による申請件数は3カ月連続同数の4件だった。
開発の内訳は、住宅が3件、店舗が1件。開発面積が最大だったのは、マンションデベロッパーの穴吹興産㈱(香川県高松市鍛冶屋町、穴吹忠嗣社長)が中央区谷に建設する共同住宅で、開発面積は2110㎡、戸数は34戸。場所は地下鉄六本松駅や桜坂駅近隣のエリアで、同社主力の分譲マンションの開発計画と見られる。次に開発面積が大きかったのは、地場不動産会社の㈱石田屋(福岡市南区柏原、石田亘社長)が早良区野芥に開発する戸建て分譲住宅で、開発面積は1830㎡、戸数は9戸。
件数は今月も横ばいだが全て小規模な開発に留まった。地元経済に大きな打撃を与えている新型コロナウイルス感染拡大が、不動産開発市況にどのような影響を及ぼすのか、注視が必要だ。
表はこちらから。
2020年7月7日発行