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穴吹興産が井尻に共同住宅 福岡市内開発申請状況


週刊経済2023年6月27日発行号

件数は前月と同数の3件

ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1千㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(23年5月分)をまとめ、法人による申請件数は前月と同数の3件だった。
開発の内訳は、介護施設2件、住宅1件。開発面積が最大だったのは、マンションデベロッパーの穴吹興産㈱(高松市鍛冶屋町、穴吹忠嗣社長)が南区井尻で開発する共同住宅で、開発面積は3470㎡、戸数は60戸。分譲マンションの開発と見られる。次に開発面積が大きかったのは、地場不動産開発会社の㈱コスモス(福岡市西区捨六町、小山正一郎社長)が早良区野芥で開発する有料老人ホームで、開発面積は1612㎡。
件数は先月と同数だが、開発の規模感は縮小した印象。介護施設と共同住宅のみという内訳は、戸建住宅の開発が目立つ最近では珍しい。

表はこちらから。