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積極出店で売上高は初の4千億円超え コスモス薬品中間期


週刊経済2023年1月31日発行

1292店舗体制に

ドラッグストアチェーンの㈱コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東2丁目、横山英昭社長)の2022年5月期の中間連結決算は、売上高が前年同期比8・9%増の4040億1600万円、経常利益が同2・5%増の169億円で増収増益だった。
消費者の節約志向が高まる中、ローコストオペレーションの推進で価格競争力を高めつつ新規出店を強化。期中は関東地区に16店舗、中部地区に10店舗、関西地区に2店舗、中国・四国地区に6店舗、九州地区に17店舗の計51店舗を出店し1292店舗体制とするなど、積極的な出店が奏功し32期連続の増収となった。また利益面も自社競合による一時的な収益性の低下があったものの、増収基調に伴い営業利益は2・7%増の153億8500万円、純利益は0・5%増の112億9900万円でともに増益となった。
通期は売上高が8135億円(同7・7%増)、経常利益は330億円(同0・4%増)の増収増益を見込んでいる。