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穂波苑運転管理業務委託型プロポーザルを公募 ふくおか県央環境広域施設組合


週刊経済2022年10月12日発行

来年4月から5年間

飯塚市および嘉麻市、桂川町、小竹町を構成団体とした「ふくおか県央環境広域施設組合」(飯塚市楽市、片峰誠組合長〈飯塚市長〉)は9月26日、同組合が所管するし尿処理施設「穂波苑」の運転管理および設備機器保守・点検などに関する業務委託プロポーザル(事業提案)公募を始めた。
民間事業者の創意工夫や事業ノウハウを活用することで、搬入されるし尿、浄化槽汚泥の適正処理や安全性の確保、効率的かつ効果的な事業運営を図るのが狙い。場所は国道200号秋松交差点近く、ヤマダ電機テックランド飯塚店から約50m東側。敷地面積は1万3087㎡。処理棟の建築面積は2095㎡、延べ床面積4418㎡の地下1階、地上3階建て(鉄骨コンクリート造)。同施設は処理棟ほか、給水場、トラックスケール棟、車庫棟(倉庫)で構成している。処理方式は膜分離高負荷脱窒素処理方式で、し尿処理設備の処理能力は1日あたり152㎘、たい肥化設備の処理能力は同1トンとなる。履行期間は来年4月1日~2028年3月31日までの5年間。見積限度額は6億7990万円(消費税および地方消費税を除く)、各年1億3598万円(同)。
提案書の提出期限は11月4日まで。同18日のプレゼンテーション審査を経て、24日に審査結果を通知。今年12月上旬に契約締結を行う方針。詳細は同組合施設課まで。