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移住者向けの不動産仲介事業を開始 スマートデザインアソシエーション


現地ツアーなど実施

ウェブマーケティング事業、シェアオフィス運営の㈱スマートデザインアソシエーション(福岡市西区今宿駅前1丁目、須賀大介社長)はこのほど、不動産仲介事業を開始した。

同社が展開するプロジェクト「福岡移住計画」の一環で、移住者を対象に福岡エリアの物件を紹介する。従来から実施している移住者向けの情報提供やサポートなど、これまでの活動で蓄積してきたネットワークを生かし、空き家の掘り起こしと活用を図る。移住者の受け入れに理解のあるオーナーの物件を同社が管理し、入居希望者に紹介する。案件ごとにツアー等を実施して地域とのマッチングを図る方針で、8月に実施した福岡市西区、能古島でのツアーには県内外から4組が参加した。須賀社長は「自然豊かな地域は移住のニーズが高いものの、表に出る物件が少ないことが課題だった。活用できる物件の掘り起こしとともに、ツアーで現地を体験してもらうことや、実際の移住者の声を紹介することで、移住者の定着率向上を図りたい」と話している。

同社は2003年10月設立。資本金は1800万円。従業員数は7人。

2017年9月12日発行