福銀と連携し丸和工業㈱に協調融資を実施　日本公庫北九州支店

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週刊経済2021年3月2日発行

新工場新設に伴い

㈱日本政策金融公庫北九州支店（北九州市小倉北区鍛治町１丁目、福永誠支店長）中小企業事業は２月１５日、㈱福岡銀行と協調し、鉄骨製造業の丸和工業㈱（同市八幡西区浅川学園台４丁目、大川雅博社長）に協調融資を行ったことを明らかにした。
九州圏内における建設需要の高まりを背景に、自社工場ではヤード面積およびクレーン能力が不足していることから熊本県山鹿市鹿本町に新工場を新設。その設備投資費費用として融資したもの。なお、融資総額は非公表。
新工場の敷地面積は約１万８６５０㎡、建築面積は同６６５０㎡。クレーンの楊重能力は４・８～２０トンの処理能力を有し、現工場の約２倍の生産能力があるという。また、丸和工業では今後、鉄骨製作工場の性能評価基準「グレード」の昇格を目指す方針。同社は１９７０年７月に設立。資本金は１千万円。