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福証Q‐boardに上場 リプライオリティ
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週刊経済2024年10月9日発行号
資金調達、営業基盤強化を
コールセンター、通信販売事業などの㈱リプライオリティ(福岡市博多区綱場町、中山伸之社長)は9月25日、福岡証券取引所Q‐boardに上場した。
主力のコールセンター業務「D2C事業部」、通販カタログやフリーペーパーをスーパーマーケットやドラッグストアなどに設置する「リテールメディア事業部」、アカモクを使った商品を販売する「通販事業部」を展開。今年6月に本社を福岡市に移し、業容拡大のための資金調達や九州での営業基盤強化を図るため福証Q‐boardに上場を決めた。上場資金は人材採用や新商品開発、プロモーションに充てる。連結子会社にはアカモクを中心に海藻類の販売を手掛ける日本ウェルネス研究所㈱を持つ。中山社長は「自社商品の開発に力を注ぎ、2020年代中に売上高100億円、経常利益10億円を達成したい」と話している。
同社は1998年9月設立。資本金2億1780万8千円。従業員数375人(2024年7月末時点)。24年9月期連結売上高(見込み)は27億2400万円。東京本社(東京都千代田区)との二本社制で、大阪支社(大阪市北区)、筑紫野支社(筑紫野市美しが丘南1丁目)、久留米支社(久留米市天神町)を置く。