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福祉施設向け給食事業を立ち上げ ウチヤマグループ 7月をめどに


 介護付き有料老人ホームや飲食店などの運営を手掛けるウチヤマグループ(北九州市小倉北区熊本二丁目、内山文治代表)は七月をめどに、同グループが運営する介護福祉施設を対象とした給食事業を立ち 上げる。
 これは、同グループが策定した県内八カ所の各種福祉施設建設計画に伴い、来年度までに同社が運営するベッド数が千床規模を超えることから、これまで外注委託していた施設給食を自社で供給するもの。今年十二月には、北九州市若松区古前の救護施設百床、同八幡西区鳴水に介護付き有料老人ホーム百床、同小倉南区長野で介護付き有料老人ホーム八十八床を新たに三カ所着工しており、来年度には県内五カ所で着工する計画。
 内山代表は「利用者の健康を守るため、一人一人の健康状態や症状に合った料理を、冷凍食品やレトルト食品などは一切使用せず、すべて手作りで提供していく」と話している。
 内山代表は北九州市小倉北区出身、一九四一年四月十二日生まれの六十二歳、趣味はゴルフ、食べ歩き。
 同グループは現在、北九州・下関市中心に介護付き有料老人ホームを六棟展開しているほか、マンション仲介業の内山ビル株式会社、株式会社ハウス二十二、株式会社アメニティー、カラオケ「コロッケ倶楽部」や居酒屋運営の株式会社ボナー、有限会社コウノ、株式会社ゼンコーポレーション、有限会社ノアがある。

2003.12.24 発行 週刊経済より