福津市福間南に６区画の戸建て分譲地開発 　山口県のエミアス

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建売開発とハウスメーカーなどに販売

不動産買い取り再販や売買仲介、新築戸建ての企画・販売を手掛ける㈱エミアス（山口県下関市、伊藤和之社長）が福津市福間南１丁目で造成中の戸建て分譲用地６区画は６月末に完成、販売を予定している。造成費は約１５００万円。
同社は２０１７年７月に香椎支店（福岡市東区香椎駅前２丁目）の開設で福岡進出後、福岡都市圏で延べ５０区画程度の戸建て分譲用地の開発を手掛けている。今回の物件は地場の仲介業者による土地の買い取り依頼を受けたもの。場所は国道３号線沿い、「竹尾緑地入口」から北西６００ｍ、ケーキ店「パティスリーノルン」そば。６区画の開発面積は１２０５㎡。開発後はハウスメーカーや個人向けに販売（５区画）と自社ブランドの建売住宅の開発（１区画）を予定している。建築条件付きではない５区画分については開発面積が２００㎡と１７１㎡で分かれている。建ぺい率は４０％、容積率６０％。販売価格は１坪４０万円台を予定。一方で、１区画分は自社ブランドを採用した建売開発に着手。現段階の予定では年内完成を目指す。２階建てで間取りが４ＬＤＫ、延べ床面積約１００㎡、敷地面積１６０㎡内に３台駐車スペースを設ける。伊藤社長兼香椎支店長は「新型コロナウイルスの影響がある中、着実に案件を進めていきたい」と話している。
同社は１９８９年５月設立。資本金２千万円。従業員７０人（グループ）。山口県内では最多の管理戸数を持つ。２０２０年７月期の売上高見込みは２１億円。

2020年5月12日発行