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福津市津屋崎にグランピング施設 KOGAグループ


週刊経済2021年8月24日発行

アウトドア事業に参入

鮮魚店運営や居酒屋「磯丸水産」のFC展開を手掛けるKOGAグループ(行橋市宮市町、古賀善敏代表)は8月2日、福津市津屋崎4丁目にグランピング施設をオープンした。
アウトドア事業参入の一環。施設名は「九州シーサイドグランピング グランドーム福岡ふくつ」。1万㎡の敷地にグランピング用のドームテント16棟や、敷地中央付近にBARスペースのある管理棟(約50席)、無料デザートビュッフェを提供する「NIGHT TERRACE&クリアドーム」を整備している。半円形型ドームテントは直径7mと10mの2タイプで、定員4人用(最大6人まで宿泊可能)が14棟、8人用(最大10人まで宿泊可能)が2棟、そのうち3棟はペット同伴可能となっている。断熱性の高い2重張り構造の室内は全室冷暖房を備え、全シーズンで宿泊できる。各ドームテナントの敷地内で九州・福岡の地産地消の野菜や魚介類、国産牛を使ったバーベキューができ、近辺の木造建屋で飲食や入浴・トイレ利用も可能。料金は2万3650円(一人当たり、1泊で朝食・夕食付き)から2万5850円(同)。ターゲットは20歳代から30歳代女性やカップル、ファミリー層。当面のスタッフは25人。同社では「コンセプトは『九州福岡・玄海の豊かな海に包まれるグランピングステイ』。玄界灘が眼前に広がるロケーションを堪能してほしい」と話している。
グランピングは「グラマラス(魅惑的な)」と「キャンピング」を組み合わせた造語。