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福栄組合に計3億2000万円を融資 日本公庫福岡・久留米支店


西日本シティ銀と協調

㈱日本政策金融公庫福岡支店(福岡市博多区博多駅前3丁目、勝又政司支店長)および同公庫久留米支店(久留米市東町、澤田和男支店長:以下、日本公庫)は3月23日、㈱西日本シティ銀行と協調し、農事組合法人福栄組合(久留米市北野町、秋吉智司代表理事)に2支店計3億2000万円融資したことを明らかにした。
同組合では直営6農場および養鶏農家5戸が飼育した福岡県産ブランド地鶏「はかた地どり」を処理加工、販売を手掛けているほか、地鶏料理専門店を東京3店舗、大阪、福岡市博多区上川端に各1店舗の計5店舗を展開。今回の協調融資で、福栄組合は本社隣接地に新工場を新設し、今年3月24日付で稼働。同ブランド商品の加工・生産能力向上を図るほか、昨年6月には地鶏料理専門店(博多区)を出店している。融資内訳は日本公庫福岡支店農林水産事業が3億円、同久留米支店国民生活事業が2000万円の計3億2000万円。
なお、日本公庫福岡支店が融資した資金名は「スーパーL資金(農業経営基盤強化資金)」で、融資限度額は個人で3億円(特認6億円)、法人10億円(同20億円)。返済期間は25年以内(うち据置期間は10年以内)。同久留米支店が融資した資金名は「企業活力強化資金」で、融資限度額は7200万円(うち運転資金4800万円)。返済期間は設備資金20年以内(うち据置期間2年以内)、運転資金7年以内(同)となっている。

2018年4月10日発行