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福島県双葉郡に無人店舗を出店 AIBOD


週刊経済2022年9月6日発行

収益化に向け検証

AIシステム開発の㈱AIBOD(福岡市中央区大名1丁目、松尾久人社長)は7月22日、福島県双葉郡大熊町に無人店舗を出店した。
店名は「AIBODストア おおくま未来店」。場所は「JR大野駅」南西側の旧大野小学校跡地を活用した起業支援施設「大熊インキュベーションセンター」内。店舗面積は約20㎡。飲み物やお菓子、カップラーメン、文房具、特産品など70種類を置く。同店舗はカメラの前に商品を置くことで、輪郭や色彩、柄などの要素から商品を特定。電子決済により人を介さず商品を購入できる。ターゲットは同センターに入居する事業者のほか、来訪者など。営業時間は平日午前9時〜午後5時までで、土曜日は午後0時まで利用できる。
松尾社長は「収益化にむけ仕入れの頻度や商品ニーズなどを検証していく。今回の出店を機に多店舗展開できれば」と話している。
同社は2016年2月設立。資本金4229万2千円。決算期5月。従業員数9人。