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福岡農業高校の生徒と開発しためんべい発売 山口油屋福太郎


週刊経済2024年12月18日発行号

太宰府市で収穫された梅を使用

業務用食品卸、明太子製造販売業の㈱山口油屋福太郎(福岡市南区五十川1丁目、樋口元信社長)は12月19日、福岡農業高等学校(太宰府市大佐野)の生徒と共同開発した「めんべい」を発売する。

商品名は「うめんべい」。市章のモチーフで太宰府市が推進する「令和の都だざいふ『梅』プロジェクト」の加盟企業として毎年この時期に商品化しているもので、今回で第5弾となる。同商品は太宰府市で今年収穫された梅を使用し、梅の香りと酸味を生かして甘酸っぱく仕上げたのが特徴で、同校の「食品科学科梅研究班」の生徒が、商品コンセプト考案からパッケージデザイン、梅の収穫・ペースト加工などに関わっている。軽くて持ちやすく、個包装で小分けにできるため、太宰府観光のお土産としての需要も見込む。

価格は2枚×6袋入りで600円(税込)。太宰府天満宮参道の各お土産店、福太郎直営店、福太郎公式オンラインストアなどで販売する。