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福岡空港支店を国内線第3ターミナル3階に移転 日本航空 現業と間接部門を同一フロアに
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日本航空株式会社(東京都品川区、植木義晴社長)は6月13日、福岡空港国内線第2ターミナル1階の福岡空港支店(同市博多区下臼井)を第3ターミナル3階に移転、7月1日に報道関係者に公開した。
国内線ターミナルの改修工事に伴う移転。空港支店に加え、国内線ターミナルビル内に点在していたグループ会社の事務所も集約した。フロア面積は従来に比べて約1割広い約600平方m。同社が生産性と付加価値向上を目的に導入を目指す「ワークスタイル変革」に対応したレイアウトを採用した。これまで部屋やフロア、壁などで仕切られていた現業(運航管理)と間接部門(総務)を同一フロアに展開、中央に打ち合わせスペースを設けることで、社内で円滑なコミュニケーションができる環境を整備した。また、休憩室や会議室、応接室なども設置した。そのほか、スタッフの行動スケジュール表を紙からスマートフォンやタブレット端末に変更するなどペーパーレス化を進めているほか、室内では社員の座席が決まっていないフリーアドレススタイルを採用している。
中野直人支店長は「全社的に進めるワークスタイル変革対応オフィスでは地方支店初の試み。個人の能力を最大限に引き出す環境を整えたことで、意思決定のスピード化や現場レベルでのサービス向上を図っていきたい」と話した。