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福岡空港利用者向けにLINEアカウント開設 LINE Fukuoka


フライト情報提供などの実証実験

LINE Fukuoka㈱(福岡市博多区博多駅中央街、落合紀貴社長)は12月15日から、福岡国際空港㈱(同区大字下臼井、永竿哲哉社長)と共同で福岡空港利用者向けのLINE公式アカウントを開設、土産の事前購入サービスや情報提供に関する実証実験を開始した。
実験では「福岡空港LINE公式アカウント」(ID・@fukuoka‐airport)を通じて土産の事前購入サービスを提供するほか、フロアガイドやショップ、フライト情報を発信することで、レジでの待ち時間軽減や利便性向上、混雑回避などの効果を見込む。土産の事前購入サービス「お土産ピックアップ」は、LINE Fukuokaが開発した「LINE CHAT ORDER」機能を活用したもの。対象店舗は国内線ターミナルの「SOLAE 2階出発店」で、LINE上で商品を検索・個数などを選択し、モバイル送金・決済サービス・LINE Payで支払う。商品の準備が完了するとLINEで通知、専用の窓口で受け取ることができ、店舗での会計待ちや現金の受け渡しが不要になる。実証実験は来年11月までを予定しており、得た結果をもとにアップデートしていく。
LINE Fukuokaでは「並ばずに行動できれば、3密回避にもつながる。福岡の玄関口の一つである福岡空港の利便性を向上させることで、より便利なスマートシティ実現を目指す」と話している。

2020年12月22発行