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福岡県2020年のM&Aは31件 ストライク調べ


週刊経済2021年3月23日発行

過去3年は88件で全国5位

2020年の都道府県別のM&A件数で、福岡県は31件で全国6位だった。M&A仲介の㈱ストライク(東京都、荒井邦彦社長)調べ。
上場企業に義務づけられた適時開示情報をもとにした、経営権の移転を伴うM&A(グループ内再編は除く)の集計。都道府県別に買い手、売り手、対象(子会社化や事業取得などのターゲット)のいずれかの立場でM&Aに関わった件数をカウントした。例えば、大阪府のA社(買い手)が東京都に本社を置くB社(売り手)の茨城県にある子会社C社(対象)を買収したケースでは、大阪府、東京都、茨城県がそれぞれ1件。反対に同じ県内ですべてが完結する場合は当該県の1件のみという計算。
福岡県は、18年から20年までの過去3年間の合計では88件で全国5位だった。  なお、20年の1位は676件の東京都で、2位の大阪府を6倍近く引き離した。福岡県より上位は、1位東京都(676件)、2位大阪府(113件)、3位愛知県(60件)、4位神奈川県(52件)、5位兵庫県(33件)。
過去3年間合計では1位東京都(1895件)、2位大阪府(355件)、3位愛知県(172件)、4位神奈川県(168件)、5位福岡県(88件)、6位兵庫県(83件)の順。