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福岡県酒類鑑評会で6年連続県知事賞 紅乙女酒造


受賞酒は「桜明日香グランデ」

各種焼酎、リキュールなど製造・販売を手掛ける㈱紅乙女酒造(久留米市田主丸町、吉村拓二社長)は9月6日、福岡県酒造組合が主催する第6回福岡県酒類鑑評会「本格焼酎 麦焼酎・樽貯蔵の部」において、最高賞となる県知事賞を受賞した。県知事賞の受賞は6年連続。

これは福岡県が県内の酒造メーカーを対象に、清酒および純米酒、本格焼酎の品質強化、首都圏における販路・需要拡大を目的に毎年開催しているもので今年6回目。清酒部門には158銘柄、本格焼酎部門では118銘柄が出品され、2部門計10部の最高賞のうち1部門で同社商品が受賞した。今回、県知事賞を受賞したのは「桜明日香(さくらあすか)グランデ」。同商品は麦、米麹を使用。フランスから取り寄せたレミーマルタンの古樽に紅乙女の麦焼酎を貯蔵した蒸留酒。10年以上の長期貯蔵酒を中心にブレンドしているのが特徴。アルコール度数は25度となっている。

今後1年間、同商品ラベルに県知事賞受賞酒を掲げ、全国で販売する。価格は5520円(1500㎖、税別)。また、同鑑評会で麦焼酎「時の超越 スぺリオーレ」、「直会(なおらい)麦」が金賞を受賞したほか、「黒田八虎」が福岡県議会議長賞を受賞している。同社では「桜明日香グランデは琥珀色に輝き、甘い香りと先生で優しいエレガントな味わいに仕上がった。ラベルやボトルなど独特な世界観でデザインされている。特別な人や特別な日のプレゼントとして最適」と話している。

同社は1978年8月設立、資本金は7000万円、従業員数は51人(パート含む)。

2017年9月26日発行