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福岡県初の「プラチナくるみんプラス」認定 総合メディカル


週刊経済2022年12月13日発行

不妊治療と仕事の両立への取り組みが評価

調剤薬局運営、医業経営コンサルティングなどの総合メディカル㈱(福岡市中央区天神2丁目、坂本賢治社長)は10月31日付で、福岡県内の企業として初の「プラチナくるみんプラス」認定を取得した。
「プラチナくるみんプラス」は厚生労働省が2022年4月1日から不妊治療と仕事が両立しやすい職場環境整備に取り組む企業に対して開始した厚生労働省の新たな制度。「次世代育成支援対策推進法」に基づく「子育てサポート企業」として、「プラチナくるみん」認定基準を満たした上で、多様な働き方を可能にする休暇制度などを導入し運用、会社方針の周知徹底、社員の理解促進を図る取り組み、相談窓口の設置の4要件を満たすことで取得できる。同社は18年に「女性活躍推進法」に基づく「えるぼし」でも最高評価の3段階目に認定。19年には男性社員の育児休業などの取得支援や、所定外労働削減のための措置、出産した女性社員の継続就業支援などの取り組みが評価されて「プラチナくるみん」認定を取得しており、20年に経済産業省の「新・ダイバーシティ経営企業100選」にも選ばれている。
同社では「今後も『すべての人々にとってかけがえのない価値ある企業』を目指し、多様な『人財』が持つ能力を最大限発揮できる機会を提供し、支援することで『よい医療を支え、よりよい社会づくり』を実現していく」と話している。