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福岡県の食品ロス活動に協力  東京のインフォマート


食べもの余らせん隊への登録呼びかけ

BtoBプラットフォーム運営の㈱インフォマート(東京都港区、長尾收社長)は11月1日、福岡県が実施する食品ロス削減活動への協力を開始した。
「福岡県食品ロス削減県民活動」の一環で、県が2016年から食品ロスの削減に取り組む飲食店、宿泊施設、食料品小売店を「食べもの余らせん隊」として登録。登録企業は、ポスターの掲示による啓発活動や飲食店・宿泊施設などで、顧客の希望に応じた食事量の調節、小売店では少量品のばら売りや少量パックによる販売、閉店間際の割り引きなどを実施している。同社は、登録への呼びかけや食品ロスに関する情報発信、啓蒙活動などを手掛ける。企業間の商取引を電子データ化するプラットフォーム事業を展開しており、創業当時から食品業界向けにサービスを提供。会員企業の課題となっていた食品ロスへの協力の思いが長年あったこと、創業時に福岡市でカスタマーセンターを設立したことなどを背景に、ゆかりのある福岡から食品ロスへの貢献を開始した。同社は「福岡を皮切りに九州全体、全国に同活動を広めていきたい」としている。
同社は1998年2月設立。資本金32億1251万円。売上高76億3900万円(2018年12月期)。従業員496人。

2019年12月24日発行