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福岡看護大学に大学院看護学研究科を開設 福岡学園


来年4月、入学定員は5人

福岡学園(福岡市早良区田村2丁目、水田祥代理事長)は2021年4月、運営する福岡看護大学(同、窪田惠子学長)に大学院看護学研究科を開設する。
同大学は17年4月に開学。看護学部看護学科(入学定員100人)を設置し、口腔の健康から全身の健康を守るという「口腔医学」を取り入れた看護学の教育を通じて看護専門職を育成している。文部科学大臣に対して今年3月に設置認可申請し、10月23日付認可を受けた。設置組織は看護学研究科看護学専攻修士課程(2年制)で、長期履修制度(3年または4年間での履修選択)も有する。入学定員は5人で収容定員は10人。学位は修士(看護学)。養成する人材には「看護実践現場をけん引する看護指導者や看護管理者」、「臨床や学校等での看護教育の指導者」を掲げている。同学園では「大学の看護学部を基礎とし、看護の専門性を一層向上させていく」と話している。
同学園は1973年4月開学。福岡歯科大学、同大学院、同大学医科歯科総合病院、福岡看護大学、福岡医療短期大学、歯科医療施設「口腔医療センター」、介護老人保健施設「サンシャインシティ」、保育施設「ぺんぎん保育園」を運営している。

2020年11月10日発行