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福岡発着路線・旅客数は前年同期比で半減 全日空九州支社
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週刊経済2021年1月13日発行
年末年始の旅客数は約10万4千人に
全日本空輸㈱九州支社(大人形綱邦上席執行役員九州支社長)が1月4日に発表した2020年度年末年始(昨年12月25日~1月4日)の福岡空港発着路線利用実績は、前年同期比49・6%減の10万4126人だった。
新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、国の観光支援事業・GoToトラベル事業が全国一斉に停止したことを受け、全方面で予約数が減少したことが影響した。路線別では、提供座席数が最も大きい羽田線が前年同期比48・4%減の5万7929人、沖縄線は同52・8%減の1万1448人、名古屋線は同52・96%減の8315人、大阪線は同38・2%減の8235人だった。
また、九州・沖縄の離島を結ぶ路線では、対馬線が同32・6%減の3935人、石垣線が同53%減の1234人と4割~5割減だった一方、福江線は66・5%減の884人、宮崎線は同61・6%減の2442人と6割以上減少した。