福岡発着路線の予約率は全路線で５０・２％ 　全日空九州支社

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年末年始の予約状況

全日空九州支社（大人形綱邦上席執行役員九州支社長）が１２月１８日に発表した年末年始（１２月２５日～１月３日）の福岡空港発着路線（１４路線）の予約状況によると、提供座席数に対する予約率は５０・２％に止まっていることが分かった。
路線別では便数、利用者数ともに最も多い東京線が４８・８％、沖縄線は５３・２％、名古屋線は５１・８％、伊丹線は５４・４％と半分程度に止まっている。また、九州内を結ぶ近距離路線では対馬線が５１・９％と５割を上回ったものの、福江線で３５・３％、宮崎線は２９・８％と３割前後に止まっており、コロナ禍による需要低迷が依然として続いていることが浮き彫りとなった。
九州支社では「新型コロナウイルス感染症の再拡大や、国の観光支援事業・Ｇｏｔｏトラベル事業の全国一斉停止が影響した」と説明している。

2020年12月29日発行