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福岡発着全路線の利用率は前年同期比4・9%増の78・4% 全日空福岡支店


週刊経済2024年1月16日発行号

年末年始の利用実績

全日空福岡支店(福岡市中央区天神1丁目、荒木知哉支店長)が1月9日に発表した年末年始の福岡発着路線利用実績によると、提供座席数に占める旅客数の割合にあたる利用率が全路線で78・4%となり、前年同期比で4・9%増となった。
期間は昨年12月28日から1月3日まで。路線別の利用率は羽田線が前年同期比5%増の76・6%、沖縄線が同17・2%増の83%、伊丹線が同18・3%増の81・4%、名古屋線が1・5%増の83・1%と前年と同じ時期を上回ったものの、今年は1月1日に能登半島地震、2月には羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機による衝突事故による滑走路の一部が閉鎖されたことで、遅延や欠航などが発生した。地震や羽田の事故による欠航に対応するため、羽田、成田、小松の3路線で計15便の臨時便を運航した。搭乗日のピークは福岡着が12月28日から30日、福岡発は1月3日。