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福岡支店建て替え、2021年めどに新支店 日本銀行福岡支店


19年末にⅠ期棟完成

日本銀行福岡支店(福岡市中央区天神4丁目、松本順丈支店長)は、2021年完成予定で支店の建て替えを進めている。

現支店は完成から70年以上が経過しており、老朽化などから現地で建て替えることとした。新支店は地下1階、地上5階建てで、延べ床面積は約9200㎡、現支店の約1・3倍となる。九州地区の中核店としての業務スペース確保や、来客動線を意識したレイアウトとし、広報エリアを拡充する。また、免震構造で耐震性を確保するほか、自家発電設備を配備し、有事の際の電力を確保。外観デザインは、現支店の一部を踏襲する。Ⅰ期棟、Ⅱ期棟に分けて段階的に建設を進め、昨年10月からⅠ期棟の工事に着手、2月5日に起工式を実施した。工事期間中も敷地内で業務を継続する。Ⅰ期棟は19年末頃に完成予定で、完成後に機能を移し、現支店を取り壊して跡地にⅡ期棟を建設する。

松本支店長は「長丁場の工事になるが、工事の間も業務を滞りなく行う。天神の街並みと調和する建物にしていきたい」と話している。

2018年2月14日発行