福岡支店を博多駅前ビジネスセンターに移転　東京のいい生活

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九州・中国・四国地方の広域をカバー

不動産業界向け業務支援クラウドサービス提供の㈱いい生活（東京都港区南麻布５丁目、中村清高社長）は１０月１日、福岡支店を福岡ビル（福岡市中央区天神１丁目）から同市博多区博多駅前３丁目の博多駅前ビジネスセンタービル３階に福岡支店を移転した。
福岡市が推進する天神地区の再開発プロジェクト「天神ビッグバン」に伴い、入居する福岡ビル建て替えを受け、福岡支店の管轄である九州各地や中国・四国地方への利便性向上を図りＪＲ博多近くに移転したもの。同ビルの場所は同駅博多口の西側、博多駅前通り沿いの博多駅前２丁目交差点そば。スタッフ数は５人。今後は同社の主力サービスである物件情報管理データベースを含む不動産業務支援システム「ＥＳいい物件Ｏｎｅ」シリーズを中心に営業を進めていく。山下英範西日本営業本部長は「福岡支店は全体売り上げの約２割のシェアを占めている状況。アクセス面が向上したのを機に、さらなる導入拡大を図っていきたい」と話している。
同社は２０００年１月設立。資本金６億２８４１万円。設立７年目で東証マザーズに上場。２０１７年３月期売上高は１９億８６６０万円。従業員１３４人。大阪、名古屋、福岡に支店を置く。主力サービス「ＥＳいい物件Ｏｎｅ」シリーズは賃貸仲介、賃貸管理、売買仲介、不動産分譲会社など幅広く対応しており、導入数は全国約１３００社を超える。

2018年10月30日発行