NEWS

  • 地域

福岡支店を博多区上呉服町に移転  北九州銀行    利便性やサービス向上図る


 山口フィナンシャルグループ傘下行の株式会社北九州銀行(北九州市小倉北区堺町1丁目、加藤敏雄頭取)は1月26日、福岡支店(福岡市博多区店屋町)を同区上呉服町に移転する。
 1954年6月築の福岡支店の老朽化に伴い、昨年5月に取得した10階建てのオフィスビルで、三洋信販の本社所在地だった旧朝日エンタープライズビルに移転し、全自動型貸金庫を設置するなど利便性やサービスの向上を図る。場所は通称大博通り沿い新出光ビル東隣で、敷地面積は旧支店の1・4倍の930平方m。銀行部分の延べ床面積は1378平方mで、1階が預金、内国為替、資産運用など通常業務窓口で、2階が融資、外国為替、ローンの相談専門窓口、3、4階に事務所や会議室を設置した。5階には証券業のワイエム証券株式会社などグループ会社が入居する予定で、6~9階はテナントスペースとして活用する。旧支店の営業は同月23日までで、移転後の活用方法を現在検討している。同行では「落ちついた雰囲気のロビーでお客様を出迎え、使いやすい便利な支店にしたい」と話している。