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福岡支店を久留米市から博多区博多駅南に移転 熊本の亀井通産


久留米の拠点は営業所に

総合食品卸売業の亀井通産㈱(熊本市西区田崎町、遠山靖社長)は6月18日、久留米市津福本町の福岡支店を福岡市博多区博多駅南4丁目に移転する。久留米の拠点は久留米営業所と名称変更し、機能の一部を残す。
アクセスの向上で北部九州地区の顧客への営業サービス拡充や同地区での業務拡大を図るもの。福岡支店は加工食品課、デイリー課、業務用営業課といった営業部に特化する一方、久留米営業所は受注、仕入などの内勤業務やフードサービス事業に専念する。新支店の場所は通称駅南やよい通り沿いに建つ山王マンションの西隣で、敷地面積は約330㎡。建物は2階建てで、1階はキッチンスタジオを設けて、メニューの開発などに注力。2階はメーカーとの商談スペースや応接室を設ける。従業員は吉田康秀支店長はじめ15人。吉田支店長は「福岡という地の利を生かし、スピード感をもって事業拡大に取り組んでいく」と話している。
同社は1869年創業。資本金は4500万円。2017年期の売上高は192億円、決算期は12月。福岡支店は1988年に開設。
吉田支店長は熊本県合志市出身。1974年1月1日生まれの44歳。福山大学工学部卒。2003年11月入社、昨年1月に支店長就任。趣味は映画鑑賞。

2018年6月12日発行