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福岡店を中央区大名1丁目に移転 東京の丸善ジュンク堂書店
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天神ビッグバンに伴い
大手書店チェーンの㈱丸善ジュンク堂書店(東京都中央区日本橋2丁目、中川清貴社長)は8月上旬、「ジュンク堂書店 福岡店」を福岡市中央区天神1丁目から同区大名1丁目に移転する。
ジュンク堂書店 福岡店はこれまで商業ビル「メディアモール天神」で19年にわたり営業してきたが、大型再開発・天神ビッグバンの中核「福ビル街区建替プロジェクト」に伴う同ビルの閉館で移転する。6月30日の閉館以前から移転先を探しており、通称、天神西通り沿いのファッションビル「天神西通りスクエア」内にオープンする。同ビルではアパレル店「フォーエバー21(FOREVER 21)」が昨年秋まで入居しており、空きフロア部分にジュンク堂書店が入ることになる。同社によると、売り場面積は2380㎡で、書籍、雑誌、コミック、洋書、文具などを取り扱うという。
同社は「天神地区に大型書店がなくなっては困る、なんとか続けてほしいといった多くのお客さまからの声が後押しとなった。前店舗に比べ売り場面積は3分の1程度にはなるが、販売データやお客さまの意見を分析し、ニーズに出来るだけ応える店舗を目指したい。移転先の西通りの地域性から、より若い層にも認知してもらえるよう、文具、雑貨商品の展開を強化し、読書文化の裾野の拡大を目指す」とコメントしている。
2020年7月14日発行