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福岡市西区愛宕にモデル住宅 大和ハウス工業
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断熱性高めた高級鉄骨住宅
大和ハウス工業㈱(大阪市北区梅田3丁目、芳井敬一社長)は1月19日、福岡市西区愛宕の住宅展示場に断熱性や耐震性を高めた高級鉄骨住宅のモデルハウスを建設した。
場所は通称「マリナ通り」沿いヒット住宅展示場。昨年10月から販売している富裕層をターゲットにした鉄骨住宅商品「xevoΣ PREMIUM(ジーヴォシグマプレミアム)」シリーズで九州では初になる。敷地面積約300㎡、2階建てで延床面積約270㎡。高さ2m72㎝の天井まで達する「グランフルサッシ」や「グランフルドア」などを標準装備し、開放感のある空間を確保しているほか、エネルギー吸収型耐力壁を使用し、耐震等級3の1・5倍の強度を実現したという。モデルハウスの総工費は1億円だが、建築費用の目安は1坪当たり90万円で通常の一戸建て住宅の1・5~2倍。富裕層向けに販売を強化する。同シリーズの年間販売目標は600棟で九州100棟、福岡45棟を目指す。同社では「全国の持家着工戸数は減少傾向で30万戸弱まで減少する一方で、九州は4万戸弱と比較的安定して推移している。また、消費増税後のさまざまな住宅支援制度が適用されるため、需要は見込める」と話している。
2019年1月29日発行