NEWS

福岡市総合体育館の建設が約40%に到達 福岡照葉アリーナ


今秋開館予定

清水建設㈱九州支店(福岡市中央区渡辺通3丁目)を中心とした特別目的会社・福岡照葉アリーナ㈱(同、篠原修社長)が同東区香椎照葉6丁目のグリーンベルト隣で建設している福岡市総合体育館の工事が、1月時点で全工程の約40%に到達した。

昨年2月に建設を開始し、年末までに杭工事、根切・基礎躯体工事、埋戻し、ピット工事が終了。1月中旬の鉄骨工事終了と同時に、屋根や外装の工事に着手した。

体育館は地上4階建てで延べ床面積は約2万5000㎡。1階が競技スペースとなるメインアリーナ、サブアリーナやトレーニング室が並び、入り口前に受付、そのほか役員室、研修・会議室が入る。2階はメインアリーナとサブアリーナの観客席、武道場。3階が武道場の観客席で、4階が弓道場となる。メインアリーナの観客席は約5000席、サブアリーナが約700席。工事は9月に完成予定で、10〜11月の開館までを準備期間とする。

同事業体の内野事務主任は「アリーナの観客席スペースの整備もほぼ完成しており、完成イメージにずいぶんと近づいてきた。引き続き予定通りに工事を進められるよう、現場で一体となり取り組んでいきたい」と話している。

2018年1月23日発行