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福岡市東区蒲田4丁目の物流施設を取得  産業ファンド投資法人    株式会社えんからは18億6000万円で


 産業ファンド投資法人(東京都千代田区、倉都康行執行役員)の資産運用会社、三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(同、辻徹社長)は1月18日、福岡市東区蒲田4丁目の物流施設を取得する。取得価格は18億6000万円。
 取得するのは「IIF福岡東ロジスティクスセンター」(現名称はトールエクスプレスジャパン福岡支店、取得後に変更予定)で、場所は県道21号沿い、株式会社デイオー運輸福岡営業本部西側。土地面積は3万4604平方m。鉄骨造3階建てと鉄筋コンクリート造平屋建てで構成し延べ床面積は1万1262平方m。福岡都市高速と九州自動車道が接続する福岡インターチェンジ周辺の物流機能集積地であり、福岡中心部までのアクセスも良く交通利便性が高い点、賃借人のトールエクスプレスジャパン株式会社が国際物流企業トールグループで、かつ18年間入居しているという継続性などを評価。当該物件の不動産信託受益権を所有していた株式会社えん(福岡市中央区大名2丁目、原田透社長)から取得する。
 同投資法人は中長期にわたって安定的な利用が見込まれる物流施設、工場・研究開発施設、インフラ施設などに投資している。県内の取得物流施設は「福岡古賀ヴィークルロジスティクスセンター(低地)」(古賀市青柳)に次ぎ2カ所目。