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福岡市東区大岳1丁目で民泊事業開始 ストックデザインラボ
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初年度は100泊見込む
不動産再生事業などの㈱ストックデザインラボ(福岡市中央区春吉3丁目、北嵜剛司社長)は10月1日、同市東区大岳1丁目で民泊事業を開始した。
別会社の保養施設「大洋荘」の所有者から委託を受け、住宅宿泊管理業登録のうえ、同社初の民泊施設として運営を開始したもの。場所はゴルフ練習場「大岳ショートコース」東側。敷地面積は991㎡。施設はRC2階建てで建築面積は183㎡、延べ床面積は258㎡。築47年が経過するが、レトロな雰囲気を生かすため、民泊に必要な非常灯や火災報知機などを除いてほとんど手を加えていない。1階が和室2部屋(4・5畳、6畳)と大広間、浴室、トイレ、台所、2階が和室3部屋(6畳2つ、8畳)となっている。電気や水道、ガスも通っており、布団も備えている。宿泊は基本的に一棟貸し素泊まり料金(8人)で受け付け、平日が2万8000円で休前日が4万円。仮に4人で宿泊する場合も同一料金となる。8人以上利用する場合は一人当たり3000円の追加料金が発生する。初年度は100組の宿泊を見込む。北嵜社長は「庭も広いので友人や家族の交流の場として気軽に利用してほしい」と話している。
同社は2016年9月創業。18年5月設立。資本金100万円。従業員3人。決算期4月。北嵜社長は福岡市早良区出身。1980年2月10日生まれの38歳。九州産業大学芸術学部卒業後、家具設計や店舗内装工事会社を経て、ビル再生企画などの㈱スペースRデザイン(福岡市)に9年勤め独立した。趣味は音楽鑑賞。
2018年10月30日発行