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福岡市東区千早５丁目に大型店を出店 　 ベスト電器　　　東地区３店舗を集約

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　地場家電量販大手の株式会社ベスト電器（福岡市博多区千代六丁目、有薗憲一社長）は現在、福岡市東区千早五丁目に同社直営の大型店舗を建設している。完成は十月中旬、オープンは十二月二日の予定。
　これは、福岡市が推進する都市計画事業「香椎副都心土地区画整理事業」に伴い、現在の「ベスト電器・香椎店」（同市東区千早四丁目）が同事業エリアの対象となるため移転するもの。また、今回の移転計画を機に香椎店およびダイエー香椎店、東浜店の三店舗を集約。東地区の中核店として位置付ける。名称は「ベスト電器・新香椎店（仮称）」。
　場所は国道３号沿い、御幸町交差点近く。敷地面積は六千六百九十五平方メートル。「新香椎店」は鉄骨造り三階建ての店舗棟と鉄骨造り四階五層の駐車場棟で構成しており、店舗棟の延べ床面積は一万三百五十一平方メートル、売り場面積は一階が一千二百五十五平方メートル、二階が二千五百三十一平方メートル、三階が二千五百五十平方メートルの計六千三百三十六平方メートル。駐車場棟の延べ床面積は七千二百二十平方メートルで駐車台数は三百九十台。店舗棟一階の三十三台と合わせて計四百二十三台となる。フロア構成は一階がＴＶゲーム、各種ソフトレンタルメディア事業、二・三階が一般家電、ハウジング家電、ＩＴ関連商品および通信機器などを取り揃える。営業時間は午前九時から翌午前二時まで。店舗スタッフは百人体制でスタートし、初年度年間売上目標は五十億円を目指す。同社では「香椎副都心に対応した東エリアの基幹店として、今後も地域に根ざした店舗展開を推進していきたい」と話している。

2005.7.5 発行　週刊経済より