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福岡市東区にサービスエリア拡大 東京のneuet


週刊経済2021年5月11日発行

8月めどに30カ所目標

シェアサイクル事業を展開するneuet㈱(ニュート、東京都港区六本木、家本賢太郎社長)は8月までに、福岡市東区にエリアを拡大する。
同社が提供する「チャリチャリ」は、スマートフォンアプリから利用できるシェアサイクルサービス。専用のポート(駐輪場)を拠点に貸し出し、福岡市内のポート数は3月末時点で約370カ所となっている。博多・天神のほかに、昨年9月には同市早良区・西区の室見・姪浜方面、南区・城南区の高宮・大橋・長尾・長丘方面に拡大した。東区では名島・箱崎・貝塚・松島周辺で5ポート、香椎・千早周辺で15ポート、アイランドシティ内で10ポートの展開を目指す。設置場所は公共施設や駅前駐輪場、コンビニエンスストア、主要商業施設、集合住宅や大学施設などを想定している。
中・長期的には、2023年12月末までに市内500ポート体制、25年12月末までに600ポート体制を目指す。家本社長は「今後のインバウンド回復なども見据え、まだ進出していない福岡空港周辺などもカバーしていきたい」と話している。