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福岡市市有施設への太陽光発電設備導入事業者に選定 サニックス


週刊経済2023年2月21日発行

8施設対象に

環境衛生業㈱サニックス(福岡市博多区博多駅東2丁目、宗政寛社長)は2月、福岡市の市有施設への太陽光発電設備導入事業(PPA事業)の実施事業者に選定された。
同社が、市有施設の屋上などを借り受けて太陽光発電設備を設置し、運用・管理するもので、福岡市は、各施設の設置場所を提供し、発電された電力を各施設で使用、使用した電力量に応じた電気料金を同社に支払う。また同社は設置費用、運用・管理費用を福岡市からの電気料金でまかなう。
太陽光発電設備導入の候補施設は、消防施設4カ所、下水道施設2カ所、水道施設2カ所の計8施設。想定する年間発電電力量は約830kWで市内約360世帯の電力消費量に相当する。またCO削減量は約456トン/年を想定している。