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福岡市実証実験フルサポート事業に採択 tsumug
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電子錠導入で宅配の効率化を検証
電子錠開発の㈱tsumug(ツムグ・福岡市中央区大名2丁目、牧田恵里社長)は3月30日に福岡市実証実験フルサポート事業に採択され、電子錠活用による不在時宅配効率化の実証実験を実施する。
福岡市実証実験フルサポート事業は福岡市と福岡地域戦略推進協議会が、IT・IoT技術の活用によって社会的課題の解決を目指す民間企業の実証実験プロジェクトを支援・助成する事業。採用されたのは、同社が開発する電子錠「コネクティッド・ロック Tink(ティンク)」で、スマートフォンの通信機能を用いて玄関の開閉や家族との開錠コード共有、開閉状況の監視などができるというもの。
宅配サービスの効率化を目指し、住人の不在時にも電子錠の通信機能でドアを開閉して荷物を配達する実証実験を、TiNKを設置したマンションで実施する。システムの有用性の確認と利用者の心理的負担をヒアリングするなど、実用化に向けた運用課題も検証する。同社は「課題点を洗い出し、より安全で使いやすい電子錠にしていきたい。他社とも連携しながら宅配だけでなく多様なサービスに応用したいと考えている」と話している。
同社は2015年12月設立。資本金2億5477万円。スタッフ数20人。
2018年4月24日、5月1日合併号