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福岡市博多区下川端町に簡易宿泊所 東京のビーロット


総客室数は127室

東証一部上場の不動産金融コンサルティング会社、㈱ビーロット(東京都港区新橋1丁目、宮内誠社長)は8月9日、福岡市博多区下川端町に簡易宿泊所をオープンした。
全国5カ所目で県内では初。名称は「ナインアワーズ中洲川端駅」。場所は商業施設「博多リバレインモールby TAKASHIMAYA」地下1階。フロア面積は868㎡。部屋のタイプはカプセルのみで総客室数は127室(男性61室、女性66室)。シャワールーム(男女各7カ所・利用料は700円)や洗面(男性8カ所、女性9カ所)、ロッカー(127個)を完備。利用価格は宿泊が4900円から設定している。13時から21時までであれば仮眠も可能で、最初の1時間は1000円、以後1時間ごとに500円の料金設定。運営はカプセルホテル運営事業などの㈱ナインアワーズ(東京都千代田区、松井隆浩代表取締役CEO)。㈱ビーロットは「客室の奥行きは約2メートルあるので窮屈さを感じさせない」と話している。また、㈱ナインアワーズによると「仮眠もできるので昼の需要も取り込み、稼働率90~95%を早々に実現したい」という。
同社は2008年10月設立。資本金10億2400万。18年12月期売上高は202億6700万円。従業員50人。東京、大阪、北海道、福岡に拠点を持つ。福岡支社は13年9月開設。

2019年8月27日発行