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福岡市南区曰佐に難病特化の介護付き住宅型施設 SKY


来年9月1日開設

介護施設を展開する㈱SKY(スカイ・福岡市早良区百道浜2丁目、佐々木一成社長)は来年9月1日、同市南区曰佐1丁目に、難病に特化した人を対象に受け入れる介護付き住宅型施設を開設する。

施設名称は「ホスピタルあいあい曰佐」。場所は、「福岡市立曰佐小学校」そば。同施設では、難病のうち筋肉が萎縮する「ALS」と、原因不明で精神的、肉体的に負担が大きい「神経難病」に指定された人を受け入れる。施設の敷地面積は976㎡。木造2階建てで、延べ床面積は756㎡。居室はすべて完全個室で全27床。ひと部屋あたりの専有面積は13㎡。入居費は月額3万8000円。スタッフは50人以上配置する予定。全国から入居者を受け入れ、移送にかかる費用や介護スタッフなどはすべて同社が負担する。

佐々木社長は「国内において、難病を抱える方を施設で受け入れる体制は浸透していないのが現状。特化した施設を開設することで介護の質を高めたい」と話している。

同社は2005年4月設立。資本金1000万円。筑豊地区と福岡市内でデイサービス施設、老人ホーム合わせて7施設を運営している。従業員数は85人。

佐々木社長は田川市出身。1978年5月24日生まれの39歳。修猷館高校卒。趣味はキャンプ。

2017年12月12日発行