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福岡市内3施設で国内初のポップアップストア 東京のベータ・ジャパン
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週刊経済2021年4月27日発行
4月14日、博多阪急から
米国シリコンバレー発の体験型店舗「b8ta(ベータ)」の日本法人、ベータ・ジャパン合同会社(東京都千代田区、北川卓司CEO)は4月14日、博多阪急(福岡市博多区博多駅中央街)4階に、国内初のポップアップストアをオープンした。5月末までの期間、MARK IS福岡ももち(同市中央区地行浜)、イムズ(同区天神1丁目)で順次展開する。
ベータの常設店は東京都内2店舗。店舗内の区画を、オンラインでの展開を中心とする出品企業に定額で提供し、商品を展示する。来店者は、通常は店舗に並ぶことが少ない商品を手に取り、試すことができる。店頭で購入・持ち帰りが可能な商品もあるが、店舗では購入を主目的としておらず、b8taのECサイトや出品企業指定のサイトからも購入できる。福岡のポップアップショップでは、美容機器や会話ロボット、アプリと連動した知育玩具など約30点をそろえる。博多阪急への出店は4月27日まで、MARK IS福岡ももち2階では4月29日〜5月9日まで、イムズ地下2階では5月19日〜同30日まで。
北川CEOは「福岡市はアジアのゲートウエーとして国際競争力を高めており、特にアジア展開の拠点として有力だと見ている。また、商圏がまとまっているためテストマーケティングに最適。3施設での実績をもとに、常設店の展開についても検討したい」と話している。