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福岡市内2店舗でレジレス決済スタート イオン九州


週刊経済2021年8月24日発行

今後各店舗に拡大

イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)は、このほど福岡市内2店舗に、通常のレジを通さずに決済ができる「どこでもレジ レジゴー」を導入した。
レジゴーは、貸出用の専用端末、またはアプリをダウンロードした買い物客のスマホで商品のバーコードをスキャンし、専用レジで会計するもの。買い回りしながらスキャンすることで自身のペースで買い物ができるほか、スマホ画面で購入商品の確認ができるため、買い忘れ防止にもつながるという。またスキャン終了後は専用レジの2次元バーコードを読み取り、買物データを連携、支払い方法を選択して会計できる。
7月28日からイオン原店、8月4日からイオンスタイル笹丘に導入しており、柴田社長は「レジで待たなくていいという時間的・心理的なメリットがあり、人との接触も減るためコロナ対応の意味合いもある。早い段階で各店舗に拡大していきたい」と話している。