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福岡市内でビジネスホテル3棟開発  大阪市のリンクシステム


秋までに全稼働

宅地開発、開発型マンションの㈱リンクシステム(大阪市西区土佐堀1丁目、松本吉史社長)は福岡市内でビジネスホテル3棟を開発している。
これまで大阪市内中心に開発型戸建て分譲やワンルームマンションを展開してきた同社だが、福岡初進出を皮切りに開発型ホテル事業に着手した。場所は福岡市中央区清川2丁目、同1丁目、博多区博多駅南3丁目の3カ所。
清川2丁目は敷地面積約160㎡、8階建てで延べ床面積670㎡、1階が店舗となり宿泊は全18室で7月完成する。
清川1丁目は敷地面積約500㎡、11階建てで延べ床面積2100㎡。1階が店舗で全96室、8月完成する。
博多駅南は敷地面積約300㎡、10階建てで延べ床面積1500㎡、全79室、11月に完成する。いずれも運営は別会社になる。松本社長は「福岡の土地を取得した当初は、得意とするマンション開発で考えていたが、ホテルが不足していることを考慮し、当社初となるホテル開発に踏み切った。並行して大阪でもホテル開発が進行しており、福岡合わせると計4棟。今後も福岡での展開を考え、年1棟ペースで土地を取得していきたい」と話している。
同社は1992年11月10日設立、資本金3000万円、売上高42億7000万円(2017年12月期)。昨年11月に福岡市中央区赤坂1丁目に福岡オフィスを開設した。松本社長は大阪市出身、1965年4月10日生まれの53歳、立命館大学中退、趣味はトレーニング。

2018年6月19日発行