福岡市住吉にサウナ付き一棟宿　東京の７ｇａｒｄｅｎ

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週刊経済2023年7月11日発行号

７月１５日

システム開発、ホテル事業の㈱７ｇａｒｄｅｎ（セブンガーデン・東京都中央区日本橋小網町、北野賢社長）は７月１５日、福岡市博多区住吉５丁目にサウナ付き宿をオープンする。
築４０年の２階建て古民家物件を改築し、少人数の大人が泊まって過ごせるサウナ付き宿として１組限定で運営する。施設名は「合い宿 すみよし」。場所は住吉通り、住吉交差点北側の住宅地。２階建てで延べ床面積は７６㎡。セルフチェックインシステムの採用で無人化し、１階が定員３人の個室サウナと外気浴スペース、浴室。壁に５５インチのテレビを設置したカウンター式キッチンで、スケルトンになっているサウナからキッチンやテレビが見られるよう設計している。２階が和式の寝室と洗面所。料金は１組（定員６人）１泊３万円～で、今後は２時間プランも検討し柔軟に対応していくという。予約は専用サイトからの申し込みになる。北野社長は「周辺には昔ながらの街並みが残る美野島商店街や住吉神社。また中洲や柳橋連合市場などグルメも豊富に備わっている。交流の場として地元の方々に気軽に利用していただけたら」と話している。
同社は２０１５年設立、都内などでＤＸ活用でホテルやサウナ施設に再生する事業を展開。福岡では中央区春吉２丁目に１階にカフェを併設したセルフチェックインシステムの「Ｈｏｔｅｌ Ｍｅｉ」を運営している。