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福岡市ステップアップ助成事業で最優秀賞 diffeasy


大会運営サポートシステムで

システム開発を手がける㈱diffeasy(ディフィージー・福岡市博多区祇園町、白石憲正社長)は11月24日、「福岡市ステップアップ助成事業」の最優秀賞を受賞した。

これは福岡市が創業者の持つビジネスプランを審査し、成長性の高い事業計画を有する創業者を表彰するもの。受賞企業に創業者育成補助金の交付や中小企業診断士などの専門家を派遣し、成長を支援していく事業。今年は26社のエントリーの中から最優秀賞1社、奨励賞3社が選出された。受賞したのは同社が開発したスポーツ大会運営サポートシステム「KOJO—SHiN(コウジョウシン)」で、スマートフォンやパソコンを使用してデータを自動集約し、出場申し込みの受け付けやプログラム作成、試合結果の閲覧などができるため大会運営者の手間を省くことができるというもの。白石社長は「システムの改良やデザインのリニューアルなどに補助金を活用できたらと考えている。受賞を弾みにマーケティングにも力を入れていきたい」と話している。

同社は2015年設立。資本金333万1500円。従業員数14人(パート・アルバイト含む)。「KOJO—SHiN」は8月に、福岡市が優れた商品を認定してPRや展示会出展をサポートするトライアル優良商品の認定も受けている。

2017年11月28日発行