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福岡市のオングリットなど4社が日本大会へ スタートアップWC九州大会
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ペガサス・テックベンチャーズなど主催
米国のベンチャーキャピタル、ペガサス・テックベンチャーズ(米国カリフォルニア州、アニス・ウッザマン共同代表パートナー&CEO)と飯塚市が主催する「スタートアップワールドカップ2020」日本予選大会九州大会が10月5日、飯塚市の嘉穂劇場であり、県内5社を含むスタートアップ企業10社が各社のビジネスプランを競い合った。
2015年にスタートしたスタートアップワールドカップは、世界60の国・地域で開かれる予選を勝ち抜き、米国シリコンバレーで開かれる決勝大会に臨むもの。優勝賞金は約1億円で、スタートアップの大会では世界最大規模といわれている。嘉穂劇場で開かれた九州大会は昨年に続き2回目。当日は主催者のアニス氏、飯塚市の片峯誠市長、実行委員長を務める飯塚商工会議所の麻生泰会頭(九州経済連合会会長)、特別協賛のfabbit㈱の田中保成社長、在福岡米国総領事館のユキ・近藤・シャー広報担当領事らがあいさつ。大会に臨む参加企業に激励のメッセージを送った。その後、ゲストとした招かれた㈱ユーグレナの出雲充社長のスピーチに続き開かれたコンテストは企業側による3分間のプレゼンテーション、審査員による2分間による質疑応答形式で行われた。審査員はアステリア㈱の平野洋一郎社長兼CEOや麻生渡前知事ら7人が務め、事業化の経緯、問題意識など7項目の審査基準で評価した。その結果、11月28日に開かれる東京予選に熊本市のトイメディカル㈱、北九州市小倉北区に本社を置く㈱ハチたま(神奈川県藤沢市、堀宏治社長)、来年2月6日に開かれる大阪予選にはオングリット㈱(福岡市中央区大名、森川春菜社長)、㈱ニューレボ(東京・北青山、長浜祐樹社長=福岡県出身)がそれぞれ出場権を獲得し、来年5月に米国・シリコンバレーで開かれる世界大会を目指す。
2019年10月16日発行