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福岡市でウェディングプランナー養成校をオープン 佐賀県のアイ・ケイ・ケイ 10月16日開校


 ブライダル・葬祭業、ホテル経営のアイ・ケイ・ケイ株式会社(佐賀県伊万里市新天町、金子勘三社長)は十月十六日、福岡市でウェディングプランナー養成施設「アイ・ケイ・ケイ ウェディングカレッジ」を開校す る。
 即戦力の人材育成が目的で、ブライダル企業が専門校を開設するのは九州では初めて。場所は福岡市中央区天神のアクロス福岡内。毎週木曜日もしくは土曜日、六カ月間、全二十三回の「ウェディングプランナー養成コース」と毎週土曜日、三カ月間、全十三回の「エキスパートコース」がある。受講生はまず養成コースを修了したうえでエキスパートコースに進む。授業に参加できない場合にも別の曜日に受講できる制度や、無料でのVTR補講なども導入する。
 講師は主に同社グループのブライダル施設で働くスタッフが務める。受講資格は原則十八歳以上の一般人もしくは学生で、定員は両コースとも先着二十人。授業料は入会金二万円、「ウェディングプランナー養成コース」が二十五万円、「エキスパートコース」が十五万六千円。初年度で養成コース八十人の卒業を目指す。
 金子社長は「ウェディングプランナーがどういうものか認識してもらい、ブライダル業界の底上げと、ほかの職種も含め若い女性の就職につながってほしい。カレッジは当社の文化事業という位置付け」としている。
 同社は一九四九年設立、資本金は一億二千万円。従業員は百人。二〇〇一年十月期の売上高は三十億円。佐賀県伊万里市や鳥栖市に婚礼施設、ホテル葬儀式場などを展開しているほか、昨年、福岡市博多区東月 隈三丁目に福岡で初めてのハウスウェディング施設をオープンした。
 金子社長は佐賀県伊万里市出身で、一九五二年三月二十六日生まれの五十一歳。趣味は旅行、読書。

2003.08.12 発行 週刊経済より