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福岡市から社会貢献優良企業認定を取得  エコアス    環境配慮型事業推進で評価


 ビル建築物環境衛生管理、汚泥処理、空気触媒事業を手掛けるエコアス株式会社(福岡市博多区東那珂2丁目、大澤清和社長)は、8月1日付で福岡市財政局から「社会貢献優良企業認定」を取得した。
 これは福岡市が策定した「社会貢献企業の優遇制度」に基づき、障害者雇用および環境配慮型事業、災害対策協力、次世代人材育成、男女共同参画支援事業など、福岡市における社会・地域貢献事業を展開する地場中小企業を対象にその事業実績や取り組みを評価するもの。社会貢献事業認定の対象分野は障害者雇用企業、環境配慮型事業所、災害対策協力企業、次世代育成・男女共同参画支援事業の4分野。今回は市内55業者が同認定を取得しており、同社は「環境配慮型事業所」の分野で認定を受けた。内訳は障害者雇用企業が32社、環境配慮型事業所が22社、次世代育成・男女共同参画支援事業が1社となっている。
 同社では2004年11月に福岡市で唯一の有機性汚泥専門リサイクルプラント(固液選別式有機性汚泥脱水処理施設)を稼動後、一貫した循環型処理システムを展開。05年7月に環境省が推進する地球温暖化のための国家プロジェクト「チーム・マイナス6%」に参加登録し、05年9月に環境マネジメントの国際規格「ISO14001」認証を取得。空気触媒を活用した衛生管理サービスや環境分析・測定事業などを展開している。
 同社では「今回の社会貢献優良企業認定に甘んじることなく、今後も環境に配慮した業務を推進していきたい」と話している。
 同社は2004年4月に設立、資本金1,000万円、従業員数は30人。