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福岡工場敷地内にプレミックス製造の新工場 東京の日本製粉


投資額は12億円

日本製粉㈱(東京都千代田区、前鶴俊哉社長)は10月21日、製粉工場の福岡工場(福岡市東区箱崎ふ頭6丁目)に業務用プレミックス(調整粉)製造の新工場を竣工、稼働開始した。投資金額は12億円。
業務用プレミックスの生産能力増強と物流体制を効率化する目的。用地は新たに購入しておらず、新工場は鉄骨造り3階建て。敷地面積は非公開で、延べ床面積は1515㎡。業務用ベーカリーミックスや天ぷら粉などに加え、需要が伸びている1キロや2キロの少容製品も製造する。同工場で製造された製品は九州地区を中心とした西日本エリアへ流通。生産能力は年間9千トンで、同社の茨城県と兵庫県の工場と合わせると合計生産能力は約1割増加する。
同社は「グループとして若干名の新規雇用を予定している。今後も、より多くのお客様の多様なニーズにお応えしていく」と話している。
同社は1896年創立。資本金122億4千万円。

2020年11月10日発行